「生前葬」とは、本人が主催者(喪主)になって生きているうちに行うお葬式です。
喪主となる主催者が元気なうちに家族やお世話になった人たちに感謝の気持ちを伝え、あらかじめお別れを告げるために行います。
人生の節目や転機に開催する方や、第2の人生を周囲の方と一緒にスタートさせるために生前葬を行う方もいます。
■メリット
本人が元気なうちに行うので、集まった人たちに感謝の気持ちなどを本人自ら伝えることができます。葬儀の内容や演出も喪主となる本人が決めることができます。
本来の葬儀は悲しみにつつまれますが、生前葬は明るく楽しく事前のお別れができます。
■注意点
生前葬を行う目的や意図をしっかり伝えないと、招待された方が困惑するケースがあります。
また、自分本位になりがちなので、葬儀の内容は一人で決めず、家族や周囲の方と相談した方が良いでしょう。
生前葬を行っても、死後の葬儀は必要です。死後の葬儀についても家族と話し合っておくことをおすすめします。